肌の基礎知識〜まずは肌の構造を大解剖！
肌というのは、表皮、真皮、それから皮下組織の三種類によってできています。
皮下組織は、肌の一番内側に存在し、簡単に手入れをすることは無理なものであると言えます。
さらに、皮下脂肪をつけることによって体温を一定に保ったり、体を保護する機能があります。
真皮とは、肌の中ほどにある部分で、2、3ミリの厚みがあり、表皮と比べると相当に厚いものと言えます。
さらに、肌の潤いに関係している箇所で、ヒアルロン酸・コラーゲンなどの栄養分が豊富にあります。
表皮に関しては、肌の表面にあるものですので、自分で手入れをすることが簡単なパーツとなります。
表皮細胞だけでなく、メラニンを生み出すことや、アレルゲンの侵入を防ぐことなどといった役割があります。
肌の基礎知識〜潤いを保つには角質のきめも整えないとダメ？
また、厚さは0.3ミリ程度で、真皮よりははるかに薄いと言えます。
表皮細胞の新陳代謝が見られることで層が重なることになりますが、その一番上に角質があります。
肌をガードしたり、ごみなどが体内に入らないようにする役目を持っていて、肌の健康維持には大事な層だと言えるでしょう。
さらに、角質に肌の現状が反映されるということが多く、肌の水分量が十分で美肌を保っている場合は、角質もきめ細かく整った状態であるはずです。
角質の層には、細胞間脂質と呼ばれるものと天然保湿成分と呼ばれるものがありますので、肌に必要な水分を閉じ込め乾燥状態にならないようにし、肌が潤うようにします。
しかし、紫外線に肌をさらしすぎたり、年をとるほどにこれらの成分が少なくなり、肌が老化していったり、荒れてしまうということになります。
それから、一日のうちに何回も洗顔してしまうことも肌への負担が増えますので気をつけましょう。
肌に負担がかからない程度のケアをし肌に良い環境づくりをすることなどで、健康な角質をキープして、潤いのある肌を作り上げることができます。
